自分は3月から始めて未だ2ヶ月程度しかプレイしていないのでカードに対する枯渇感は全く無いのですが、世間の評価はそうはいかないみたいです。現在排出される最も新しい通常パックはNo.48。オネストが表紙を飾るライロを中心としたパックなのですが、これが新登場したのが実に2008年の9月、ということで既に8ヶ月以上前の話となっています。それまでは2週間から1ヶ月に1度の頻度で新パックが排出されていたことを考えると、既存プレイヤーとしては「いつになったら新パック出すんだ」という感情になるのは極自然なことかと察します。
そして新パックが出ない最大の理由は「シンクロ召喚」の未実装にあるのではないかというのが主流の意見です。YO2の新パックはリアルOCGの新パックと同じように提供されます(少し中身は変更したりしますが)。その流れで考えるとオネストの次のパックはスターダストドラゴンが表紙のシンクロ初実装パックになる訳であります。
OCGの環境には疎いですが、それでもシンクロ実装後は今までのデッキがその名の通り星屑になってしまうほど環境が激変するとの声を良く聞きます。またその声もあながち誇張されたもので無いことは自分の拙い知識からでも容易に想像出来ます。
まずシンクロ召喚は生贄召喚(アドバンス召喚)や融合召喚と比較して圧倒的に規制が緩いことが挙げられます。まず融合召喚のように召喚したいカードを手札に容易する必要がありません。更に融合カードのように他のコストカードを必要としません。そして一番大きいのは基礎となるチューナーカードの多くは低レベル低能力であるということ。すなわちそれはリクルート手段が豊富であり、現在主流の奈落穴の発動条件を満たさなかったりしてフィールドに召喚することが容易であり、低能力用蘇生カード(リミリバ等)に対応しているということです。
例えばリクルート:レスキューキャットはレベル3以下の獣系モンスターをデッキから2体特殊召喚出来ます。つまりレスキューキャットを召喚するだけであっさりレベル6シンクロモンスターを特殊召喚できます。レベル6シンクロモンスターの代表といえばブリューナクにゴヨウガーディアン・・ちんたらアドバンス召喚しているのが馬鹿らしく感じてしまいますね。
そんなことを考えていると早くシンクロ実装されないかという気持ちになってくるのはたった2ヶ月しかプレイしていない自分としても当然の権利のように思えます。8ヶ月以上待ち続けた古参プレイヤーのそれは想像に難くないほどグツグツと煮え滾っていることでしょう。
最近の意見としては節目の10シーズン開始あたりでYO2→3となり、シンクロ実装というのが一般的・・というか切望に近い形でしょう。遊戯王onlineはアニバでも分かりましたが開発状況や予定イベントを事前にまったく通知しないという運営体制ということが分かりました。それゆえユーザの期待感も高まりやすい環境になっているように思えます。
このタイミングでさくっとシンクロが実装されたならば本当にいい時期にこの芸夢を始められたと思います。新シーズンの到来が楽しみです。