結局海竜の逆鱗を手に入れることが出来たのは土曜の午前中になりました。先週1週間1度も1死させられたことすら無かったのですが、そのラギアは水中での狙いがやたらと正確で開始15分で早くも2死させられてしまいました。
こいつ怒ってやがる・・今まで狩りまくってきたツケを清算しようとしてやがる。ん、怒ってる。激昂している。逆鱗生えてる?
という期待感が沸々と湧き上がってきました。ここは気合を入れ直さなければいけませんが、ダウンして体力上限が100になってしまうとラギアの1撃がプレッシャーとして重く圧し掛かります。水中タックルなんで喰らったアカツキには赤ゲージまで含めれば6~7割持っていかれますからね。
戦々恐々としながらも何とかスタミナを減らし地上に叩き出すことに成功。粛々と尻尾を切り落としましたらやっぱり出ました
海竜の逆鱗が。こうなれば3死しても逆鱗は手元に残ります。憑き物が取れ水を得た魚の如く自身の動きは軽快になり、危なげなく捕獲することが出来ました。
そして報酬でもう1枚の
海竜の逆鱗。
手に入るときは得てしてこんなものです。討伐5匹、捕獲8匹の計13匹目にして念願の
海竜の逆鱗を手に入れることが叶いました。やはり強力な個体の方が逆鱗は出やすいのか、という都市伝説じみた結論が頭を過ぎりながらも逸る気持ちを抑えて防具を作りに行きます。
逆鱗を有する部位を作成し、ナバル防具を3部位作成して匠と聴覚保護が計10ずつ。これで「斬れ味+1」と「耳栓」が発動する。発動するはずなのにスキル欄には何故か耳栓1つの表記だけ。なぜ、なぜメインである斬れ味+1がつかないのか。そのとき頭の片隅に残っていた懸念がふと過ぎりました。
Triは匠+15必要。
そうでなければナバル一式は誰も作りません。「なまくら」が発動してしまいますし大海龍のレア素材を必要とする部位もあります。そういうことだったのかカプコン。きっと毎作「匠」を優先したスキルコーディネートになってしまうことを危惧して発動ハードルを引き上げたのでしょう。確かに匠以外にも有用なスキルは多々ありますし、選択の幅を広げた方が楽しみも増えます。正論なのは分かりますが先に言っておいて欲しかった。苦労して手に入れた逆鱗が水の泡です。
水の泡は言い過ぎですかね。逆に15ポイント必要なスキルになったのであれば1部位で匠+5は貴重です。相反する斬れ味以上の数値であるため「なまくら」を発動せずに匠を発動させるためには重要な装備になる可能性が高いでしょう。いつか匠を発動させるために大事にボックスの中に保管しておきます。
しかしこうなると当初の目的であるペッコさんシリーズからの卒業が為せません。一通り防具を見渡しましたが、今作れそうな防具は簡易的なものを除くと逆鱗を手に入れるために連戦し続けたラギア一式ということになります。が、これを完成させるためには足部位に逆鱗を必要とするジレンマ。確かに先の戦いで逆鱗は2枚手に入りましたが、いずれ何かしらの武器強化に必要となることが想定される、出来れば取っておきたい貴重な素材です。
一刻悩みましたが素材を惜しんでいては何時まで経っても装備は作れません。ハンターなのですから足りない素材は集めに行けばいいのです。「迷っているならまず作れ」という格言はハンターの中でも広く親しまれている明言です。思い立ったら吉日。遂にペッコさんから卒業する日がやってまいりました。
こうして作ったラギア一式。スキルは「業物」「属性攻撃強化」「
状態攻撃弱化」「スイマー」で空きスロットが計8ぐらいあり防御力は無強化で各部位20。とりあえず上鎧玉1個ずつ使って合計110まで上げてみました。
状態攻撃は麻痺や毒攻撃の数値が20%ぐらい下がってしまうスキルなはず。現状状態異常武器は持っていないのでスルー。豊富なスロットで修正したいところではありますが装飾珠の都合上、逆に属性攻撃が消えてしまうので却下。状態異常武器を使う場合ペッコさんで行くことでフォローします。スイマーは普通に泳いでみて実感が湧きませんでしたが、大物と戦う際は違いに気付けるかもしれない、ぐらいの感覚で少しガッカリ。この中で一番有用だったのは業物と珠で付けた高速砥石の組合せでした。
この話はまた次回に続きます。