既に1stのキャス子で体験済みですが、それは置いておいて新たに作成したヒュマ男で気持ち新たにストーリーに感情移入していきたいと思います。ちなみにヒュマ男は前回ほどロン毛ではないにせよ、PSUキャラを踏襲したイメージで作りました。髪の毛は緑です。
第1話:翼を抱いた少女
副題が英語でシレっと記載されていたのですが、うろ覚えですが「Awaking of an angel」だったような。直訳したら「天使の目覚め」でしょうか。ストーリーはぶっきらぼうなキャス男が自分に話し掛けるところから始まります。
フリーの傭兵である主人公は海底レリクスの探索召集に応じ、他の傭兵たちとミッションの開始を待っていた。すると遠くからその場に相応しくない少女の声が聞こえてくる。直後少女は何かに苦しみだすと、それに呼応するようにレリクスは大きく胎動し、図らずしも主人公とその少女エミリアはレリクス内に取り残されてしまう。
ここから本番開始です。既に何度も周回した「海の底の古代遺跡」ミッションのようで若干構造が異なっています。トラップ避け要素などもあり、基本的にはチュートリアル的な内容です。主人公もレベル1ですが少女エミリアがそれなりに回復してくれるのと道中手に入るモノメイトを使っていればクリアは難しくないでしょう。ボスだけは若干攻撃を避けながら戦えば無問題です。なんか久しぶりに経験値が入るのが凄い新鮮でした。敵を倒しても入手経験値が表示されないって、考えてみるととても不健全な状態ですよね。
大型マシナリーの強襲を受けるエミリア。それを庇った主人公はマシナリーの凶刃を直撃してしまう。動かなくなってしまった主人公を嘆くエミリア。その背後にはマシナリーの更なる追撃が迫ろうとしていた。
ここでオープニングにも登場する謎の女性が背後霊のようにエミリアから発生して一瞬のもとにマシナリーを消し去ってしまいます。その後2人は意識を失い、気がつくとシャッチョサーン、シャッチョーサンと能天気な声に起こされ自身の身の安全を実感する間も無く、とんとん拍子でリトルウィングに所属することとなり雇われ傭兵の身にされます。
リトルウィングの長であるクラウチはどうも次元の声優っぽいです。しかもオープニングでは双小銃?を使ってましたし、結構気に入りそうなキャラとなりそうです。今のところ優しさのかけらも無いその言動がどう変わっていくかもストーリーを楽しむうえでのポイントになりそうです。
ここから先は今回の冒険と拠点となるコロニー、クラッド6や戦闘・マイルームなどのチュートリアル一式を受けることになります。流石にPSUと比べるとクラッド6は狭いですが、やれることは変わらないのでコンパクトにまとまったと捉えればこれも進化でしょう。今後パルムやニューデイズにも移動できるようになることを期待しています。
一命を取り留めた2人はクラッド6で再会する。成り行きでリトルウィングに所属することになった主人公はエミリアとコンビを組むことに。マイルームの説明の最中、眠りについてしまったエミリアから再度謎の女性が現れて衝撃の事実を述べる。
女性の名はミカ。遥か遠い昔の人類。現代で旧文明と呼ばれる時代を生きた人そのものである。旧文明も現代同様SEEDの襲来を受けて、何とか封印することに成功したが既に旧人類の体は汚染されて次代に命を紡ぐことが不可能な状態であった。そこで旧人類は「復活計画」を実行に移す。
復活計画・・汚染された3惑星に強力な浄化を施す。旧人類は自らの器となる新たな人類「ヒューマン」を生み出し、汚染された体を捨てて魂だけの存在となり長い眠りにつく。ヒューマンが成長し旧人類が眠るレリクスの封印を解くほどの技術力を身につけたとき、ヒューマンの体を乗っ取ることで旧人類は復活を遂げる。
しかし旧人類であるミカはその計画に批判的。旧人類は現代に帰るべきではないと主張したところで眠りから目覚めたエミリアの人格が戻り1章は終了します。
PSUからあったレリクスや旧文明がこのように物語の主軸としてフォーカスされるのには少なからず驚きました。PSP2は旧人類の復活とそれを防ぐ主人公、という構図になりそうです。その中でエミリアの存在が悲劇のヒロインとして物語に絡んでくるのでしょう。なにやらマイフェイバリットドラえもんである「
のび太と鉄人兵団」のような結末が頭に過ぎりますが、マルチエンディングを謳っているだけにそのような終わり方もあながち無いとは言い切れないような気がします。ああ心配だ。
ストーリーもシステムに劣らず進化しているようです。発売まで既に3週間を切りましたが高いテンションを維持しながら当日を迎えそうです。