時間にして夜の10時過ぎ。早めに場所を移して24時間営業のゲーセンに到着します。行くとwccfサテは奇跡の全空き状態。辺鄙な場所でもありますし、今夜は全ての台の綺羅を掘り起こすぞと、疲れはテンションに吹き飛ばされました。
が、それも束の間。
他のゲーセンが閉まるであろう12時頃からポツポツと人が集まり出し、気が付くと順番待ちまで出る始末。。。20クレ連呼した台を明け渡すという死の宣告に近い愚行を実現させられてしまい、深夜2時頃に絶望の淵を垣間見せられることになりました。
それでも、それでもマラドーナは降臨してくれる。
そんなことを本気で考えている自分がまだそこには存在していました。心身(+金)ともに疲労しながらも絶やす事無くプレイを重ねていき、ようやくそのゲーセンで出た綺羅がCRAデルピエロ。まさに本ICで使っているユベントスチームの要となっているカードです。怨念に近い縁があるのかもしれません。若干ステータスが異なるため使い分けは出来るかもしれませんが、07-08のCRAデルピエロはレアKPらしいので、08-09に変えるには少々理由不足です。ぐむむ。
粗方他台も掘り尽された午前6時過ぎ。既に綺羅排出済みであろう台に移り最後の一念とばかりにプレイを開始しました。そして数プレイ後にwccf初のパック切れを経験。これで今までのこの台のプレイは無関係どころかパック交代時はかなり綺羅(しかもMVP)の可能性が高いとの眉唾情報を知人より聞いていたため、底を尽いて久しかった体力・テンションともに鰻昇りでラストスパートをかけます。
そして最も熱い5枚を引き終えて、徐々に疑心暗鬼に陥り出した10数枚目・・
希望するマラドーナでもなければ私を納得させてくれるBEトーレスやメッシ、ルーニーすらこの目で拝むことは叶いませんでした。このとき時刻は既に完徹で朝の8時。自分は12時がタイムリミットだったため、ここでマラドーナを諦めることになりました。
店を出ると、夜来店したときには降っていなかった雨が徹夜で軋む体に容赦無く打ち付けました。一体俺らの何が悪いんだ。そんな誰を対象にしていいか分からない怒りに苛まれながらゲーセンを後にしました。
諦めたらそこで試合終了だよ
そんな神の声が聞こえたのは12時まで行く先を無くし茫然自失となっていた電車内でした。このままでは終われない。ギリギリまで引いてやる・・見てろよwccf神め。
あんたらみてえな雲の上の連中に比べたら俺たち人間の一生なんてどのみち一瞬だろう!?だからこそ結果が見えてたってもがき抜いてやる!!一生懸命に生き抜いてやる!!!残りの人生が50年だって5分だって同じ事だっ!!!一瞬・・・!!だけど・・・閃光のように・・・!!!まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!!それが俺たち人間の生き方だっ!!!よっく目に刻んどけよッ!!!このバッカヤローーーッ!!!!」
失意のまま帰路についたのはそれから約1時間後のことです。収支として約120~130枚引いて綺羅4枚。ATLEコンティ、CRAデルピエロ、YGSロリス、WMFバラック・・・決して、決して平均数としては悪い数字では無いのですが、これほど気合を入れて望んだ世紀の1戦での成果なのかと問われると、それの答えはNOです。
・・このままでは終われないッ。