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逆転裁判5 クリア後簡易レビュー
1か月掛けて逆転裁判5をクリアしました。
DLCは未だですが、クイズ以外はこれから
購入しようかと思います。
納得いかないムジュンや
盛り上がりに欠ける部分も
少しありましたが、全体的には満足の出来。
70点/100点中ぐらい。
過去のギミックや登場人物がてんこ盛りなのが
ファンにとっては嬉しい演出だったと思います。
またグルグル人物が動くギミックはグッド。
期待通り良い仕上がりでした。
逆に是正して欲しいポイントは
細かなところからいくと
追求BGMがあまり心に響かなかった点と
弁護士がコロコロ変わってしまい
誰が主軸の物語なのか消化しきれず
感情移入が妨げられた点ですかね。
逆転裁判って1話で主役じゃない人が
弁護士/検事になるパターンがありますよね。
綾里千尋しかり、亜内検事しかり。
で、2話からは成歩堂君と御剣といった
主役級人物が登場すると。
これスパロボに例えて「乗換」の
イメージを勝手に持っていました。
最初はリガズィだけど、νガンダムに
乗り換える、みたいな。
これを何度もやられてしまうと
一体どの機体に改造費を注ぎ込めば良いんだよ、と。
逆転裁判に置き換えたら全くイメージ湧かないかも
しれませんが、自分はそんな感覚に捉われたというか
まあ2話から最終搭乗機に乗せてくれよ、という
我儘な要求が胸に残った、という感想です。
あと追求BGMは、もう少しこうなんというか。
白熱するテンポが足りなかったかなあ。
FM音源厨だったかなあ、自分。
逆に久しぶりにDS版の甦る逆転を
プレイしたい気持ちになりました。
(FM音源じゃないですけど)
※ ※ ※
ちょっと悪ふざけというか
意味分からない持論を展開しましたが
残り30点を取れなかった理由を
1ファンとして真剣に考えてみました。
決して悪い出来では無かったと思うのですが
逆転裁判1~3ほどに心に刺さらなかった本作。
これは自身の趣向に拠るところも大きいですが
他の懸念として
「シリーズ化した故の作られた限界」
という点が疑惑として挙げられます。
毎作サイコロックやしぐさのみぬき、など
新システムが搭載されますが、調査&裁判の
根本的な部分は変わり映えがありません。
まあ、ドラクエの戦闘&移動パートも
まったく変わらないので、そこを突くのも
お門違いというところですが
なんというか、もっと 突き抜けた奇抜性が
逆転裁判の醍醐味でもあったのかなあ、と
思う訳でありまして。
例えば、オバチャンのような強烈なサブキャラは
オバチャン以降、登場した記憶がありませんし
(自分が忘れているだけかもしれませんけど・・)
真犯人の有罪確定時の派手な「やられアクション」も
凄みが衰えてきたような気がします。
ひとつひとつの動作・リアクション・キャラの個性、
更にはストーリーやトリック・難易度に至るまで
随所に見受けられる悪い意味での、守りの姿勢が
そう思わされる由縁なのかな、と分析しました。
そう、何か全体的に無難な作りなのです。
続編タイトルに陥りがちな罠ですよね。
無難には面白いから厄介です。改善され難い。
が、失敗しても良いから斬新さを、という
作り手の先鋭的な気持ちが奇跡を起こし
逆転裁判という作品が生まれたんじゃないかと
そんな風に思う訳です。
4で意欲的に主人公を変えていきましたが
そういった試みを自分は評価したいです。
是非常識に捉われず、常に発想を逆転させた
新作を発表してくれることを1ファンとして
真剣に祈っております。
ただ、アレです。
3話の真犯人のキャラ立ちは非常に良かった。
他の登場人物もエキセントリックなトリックが
用意されていましたし、高評価です。
逆に犯行のトリックが地味過ぎるくらいでしたね。
本編?(最終話)もあれぐらいハッチャけた
内容で良かったんじゃないかなと。
逆転シリーズの魅力と可能性が垣間見える
良い回だったと思います。
2話の被告人も良い味出してましたよね。
4話の被告人のリアクションも好きでした。
あ、あれ、結構満足してるじゃない。
なんだかんだいってもファンなんですよね。
次回作も期待して待ちたい、という言葉を持って
今回のレビューを締めたいと思います。
(カッカッカッカカカ)「いいじゃん、無罪で」
ブログ はくじんてん 逆転裁判5
by namahamu1006
| 2013-08-27 01:05
| 【その他】
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