幼い頃生まれ育った街は見る果ても無く荒れ果て、無人とは言わないまでも荒野となっていました。街の人の話を聞くと、昔ラインハットの王子のお守り役となった男が失態を犯し王子が誘拐されてしまった。それが王の逆鱗に触れ、男の故郷であるこのサンタローズは王国によって滅ぼされてしまったとのこと。
10年の月日は残酷です。はむ、ヘンリーともに心に傷跡が残る結果ですが、父パパスの隠し書斎にあった天空のつるぎと母マーサが生きているという事実を胸に伝説の勇者を探す旅が今始まったのです。
アルカパやレヌール城を隈なく探すも勇者はまったく見つからず。黒い噂の尽きないラインハットに行きたいのですが、兵士が邪魔して通れません。仕方なしに色々歩き回るも道は見つからず、レベルとゴールドが積み重なるばかりです。
ホント全然分からなかったのですが、ふいに泊まったアルカパの宿屋がキーイベントでした。ヘンリーが乗り気になり、兵士をどかせ、地下道を渡り、いざラインハットへ。
悪評通り、王妃はモンスターを集め、民には重税を課し、世界制服でも狙うかのような政治です。いくら例の王妃とはいえこれは少しおかしいです。
過去の記憶を頼りに水路から城に忍び込みます。地下牢を兼ねた水路にはモンスターが蔓延り不気味な雰囲気を醸します。しばらく進むと、なんと王妃が地下牢に捕らえられているではないですか!これで確定です。今の王妃はモンスターが化けているに違いありません。
水路を抜けて城に出ます。少し閑話休題ですが、IV・V・VIって天空シリーズなんですよね。ところどころで進化の秘法とかエスタークって言葉が出てきます。どうもエスタークが滅びたのが数百年前って設定みたいです。その時のエスターク(デスピサロ?)を倒したのが「天空の勇者」であり、その子孫を探す旅に出ているというのが今のはむさんのステータスです。更に余談、ジョーカーで「デスピサロ・エスターク・ミルドラース」のPTを作りたくなってきました。(状態異常・攻撃特化・回復鞭)
話を戻し、あっさり城を練り歩き、現王であるデールの元に到着。最高に要約すると「ラーの鏡」を持ってこいとの仰せ。地下の旅の扉からラーの鏡が祭られている塔に飛びます。この塔は変な封印が施されており、これまた掻い摘むとマリアを連れて来いとのこと。連れて行きます。
この塔も大きな謎は無いものの3Dマップに戸惑い、結構頓挫しました。2Dなら絶対迷わないマップなんですけどね・・これもまた面白みの1つだと思います。しかしこの迷いがよい結果を生み出します。なんとメタルスライムを早々に仲間にすることに成功しました。
このメタリンがかなりの使い手で、相手の攻撃はミスor1。攻撃力もそこそこ、というかモンスターで一番高く、一気にスタメンに踊り出ました。レベルは上がりずらいですが、HPもちゃんと上がるので大変お気に入りの1匹となりました。
ボスもいなく鏡を手に入れて、いざラインハットへ。デールの計らいで都合良く本物と偽者の王妃が並んでいたので、口の悪い方に鏡を傾けると案の定魔物、その名も偽王妃。スライムにスクルト掛けまくらせたのに力貯めた1撃で70喰らったのには驚きましたが危なげなく撃破→ヘンリー居残りーの、旅つづけーの。グリンガムの倉庫行きが決定しました。