第2話 逆転姉妹
【弁護士】成歩堂 龍一+綾里 真宵(17)
【検 事】御剣 怜侍(24)
【被 告】綾里 真宵(17)
【被害者】綾里 千尋(27)
【真犯人】松竹 梅世(23)→小中 大(44)
【期 間】9月5日20時57分 ~ 9月9日21時00分 まで
【概 要】
事件は「千尋」とその妹「真宵」との一通の電話から始まる。大きなヤマを追っていた「千尋」は決定的な証拠品を裁判まで危険に晒さないよう、信頼する妹「真宵」にその保管を依頼していた。
その夜、そのヤマ、「小中」は「千尋」の保管法を盗聴によって看破していた。まんまと証拠品と「千尋」の命を奪うことに成功した「小中」は、部下「梅世」と共謀して第一発見者「真宵」にその罪を着せようと画策。画して「真宵」は逮捕されてしまうのであった。
恩師である「千尋」の妹「真宵」を助けるために「成歩堂」は再度法廷に立つ。
【DL6号事件】
15年前、ある事件が迷宮入りした際、警察はある霊媒師に頼り事件を解決しようとした。その時の霊媒師こそが千尋・真宵の母である綾里舞子である。綾里家は代々霊媒を生業とする家系であり、その中でも舞子は特別に霊感が高い霊媒師であった、が・・霊媒は失敗。舞子が挙げた被告人は裁判で無罪判決を言い渡される。警察が面子を賭けた捜査において、霊媒に頼ったなどとは口が裂けても言えない事実。しかし大金を積まれた星影宇宙ノ介は、その事実を小中に漏らしてしまう。警察の信頼は失墜、舞子はその非難の目に耐え切れず失踪。星影は情報を漏らした張本人として、逆に小中に脅迫される関係となってしまった。
この事件をキッカケに千尋は、母の無念を晴らすために弁護士になる道を進む。少しでも小中の情報を得るために、仇にも似た星影法律事務所の扉を千尋は叩いた・・